Adobeが提供するフォントライブラリ。
世界中のフォントベンダーが参画しており、欧文書体のラインアップは豊富だが、HelveticaやOptimaのような高級書体が無い一方、オープンソースフォントが多数見られるなど玉石混淆。
日本語に関してはモリサワやフォントワークス、VDLなどが書体を提供しているが、1ウエイトのみの場合が多いのが惜しいところ。
Adobe IDの登録を行えば無料で利用できるが、利用可能な書体はオープンソースのものなどに限られる。
Creative Cloudユーザーであれば追加料金は不要。最も安いInCopy単体プラン(¥638/月)でも全書体利用可能。
フォントはWeb用にCDN(Code Delivery Network)でサブセット配信される他、一部のフォントを除きダウンロードしてPC上のアプリで使うことも可能。
ただし特殊なフォント管理を行っているためコピーは不可能。
この他、JavaScript APIやOpenType機能も提供されており、書体によっては合字やスモールキャップなどもCSSの指定で利用できる。